ARROW HAT
ARROW HAT
Points
・弓矢の矢尻をモチーフにした、唯一無二のシャープなフォルム
・マットな質感に微かな艶を宿す、上質なラビットファーフェルト
・唯一無二の造形美が、冬の装いに静かな個性を添えます
・UNISEX
Details
帽子職人・水沼輝之が独立するきっかけとなった、WABISABISMの原点ともいえるARROW HAT。
既存の中折れ帽をなぞるのではなく、これまでにないフォルムを生み出すまでに、数年の歳月をかけて完成させた一帽です。
最大の特徴は、矢尻をモチーフにしたツマミ部分。
極限までシャープに削り出し、実際につまんだ瞬間の指馴染みも追求しました。
そのまま鏡の前に立てば、まるで映画のワンシーンのように、帽子をかぶる仕草が自然とサマになります。
この鋭いツマミは、風を切って前へ進む“矢”の姿をイメージ。
背面はあえて垂直に立ち上げることで、前方の曲線とのコントラストを際立たせ、より洗練された印象に仕上げています。
素材のフェルトは、ラビットファー100%。
なめらかな手触りと、見た目はマットながら、わずかに光を帯びるような上品な艶。
秋冬らしい深みのある質感をたたえています。
このフェルトは、ただあたたかいだけでなく、帽子のフォルムを美しく保ち続けるしなやかさも併せ持ちます。
クラウン内部には、丸頭がすっぽりと収まるよう設計された立体構造の木型を使用。
中折れ帽とは思えないほどやさしく心地よいフィット感を実現しています。
ブリムはスタイリッシュなハイバック仕様。
前方はダウンブリムで視線をやさしく包み、後方はアップブリムで、コートの襟元にも抜けをつくるバランスに。
リボンには、発色が美しく色褪せにくい牛革を使用。
WABISABISMオリジナルの片蝶ダブル仕上げにより、親しみやすさの中に洗練を添えました。
サイドには、ブランドエンブレムを刻んだ真鍮製チャームを添えて。
経年とともに深まる風合いもお楽しみいただけます。
緻密な造形と確かなかぶり心地に、職人の情熱が宿る、WABISABISMの原点です。
Made in Japan.
オーダーを受けてから帽子職人・水沼輝之が一つひとつ丁寧に制作いたします。
Color
1. black (ファーアンテロープ)
2. black (ファープレーン)
3. navy blue
Size & Fit
《推奨ヘッドサイズ》
サイズ S:55.5cm(調整で約53.0cmまで対応)
サイズ M:58.0cm(調整で約55.5cmまで対応)
サイズ L:60.5cm(調整で約58.0cmまで対応)
サイズ XL:63.0cm(調整で約60.5cmまで対応)
*スベリの内側には、サイズ調整用のアジャスター付き。
風の強い日や髪型の変化に合わせて、フィット感の微調整が可能です。
それぞれ表記サイズから、約2.5cmほど小さく調整できます。
*肌に触れるスベリ部分には、綿100%の素材を使用しています。
《クラウン》
約12.0〜13.0cm(サイズによって異なります)
《ブリム》
全サイズ共通:約6.0cm
Material
帽体:ラビットファーフェルト
(blackは「ファープレーン」、または特別なブラックフェルト「ファーアンテロープ」の二種類をご用意しています。)
→ 詳しくはこちら
飾り:牛革、真鍮
Wrapping
帽子は、東京・浅草橋の箱職人による特注の帽子専用の丸箱にお入れしてお届けします。
蓋には、WABISABISMのエンブレムを箔押しで施しています。
贈り物や、シーズンオフの保管にもご活用ください。
受取状況を読み込めませんでした

















折りたたみ可能なコンテンツ
納期について
ご注文をいただいてから一点ずつ制作するため、お届けまでに 2〜4週間ほどお時間を頂戴しております。
時期によっては2週間ほどで発送できる場合もあれば、最大で4週間前後かかる場合もございます。
正確な納期につきましては、ご注文後にメールにてご案内いたします。
ご注文前に現在のおおよその納期を知りたい場合は、メールにてお問い合わせください。
色味・素材について
- 使用している材料は天然素材のため、色味や質感に微妙な個体差が生じることがございます。
また、お使いのスマートフォンやモニター環境により、実際の色味と若干異なる場合がございます。
- 革や真鍮など一部の素材は、時間とともに色や風合いが変化していきます。
使い込むことで深まる表情を、経年変化としてお楽しみください。
- お取り扱いの際は、雨や湿気による型崩れ・変色にご注意ください。
保管の際は、直射日光や高温多湿を避け、通気性のよい場所での保管をおすすめいたします。

WABISABISMの帽子ができあがるまで
一つの帽子が生まれるまでには、いくつもの手仕事の積み重ねがあります。
デザインを考え、木型を削り、型入れや縫製、仕上げを経て、最後に丸箱へ収められるまで。
すべての工程に、職人の技術と感覚が息づいています。
ここでは、WABISABISMならではの帽子づくりの全体像をご紹介します。