KIRIKO HAT
KIRIKO HAT
Points
・江戸切子の紋様を彫り込んだ、凛とした存在感のあるフォルム
・異なる三種の文様が織りなす造形と、艶やかな素材が生む陰影
・シリーズの集大成とも言える、記憶に残る一帽
・UNISEX
Details
《Sculpture Hat series》
彫刻と帽子の融合を意味する、Sculpture Hat。
模様や柄が立体的に浮かび上がった、WABISABISMならではの造形表現です。
フェルトに宿る凹凸模様は、すべて帽子職人・水沼輝之が、木型を手作業で一つひとつ削って生み出したもの。
その繊細な彫りを、フェルトにくっきりと映し出す独自の技術は、特許を取得しています。
素材はすべてラビットファー100%のフェルト。
やわらかな被り心地と、帽子としての機能性を保ちながら、まるでひとつの作品を手に取るような、特別な気持ちが立ちのぼる。
帽子でありながら、どこまでも精緻で、美しい。
唯一無二の造形が、装いに強い輪郭を与えます。
《KIRIKO HAT》
圧倒的な存在感を放つ、立体紋様の芸術。
KIRIKO HATは、伝統的なボーラーハットのフォルムに、江戸切子の文様を彫刻のように浮かび上がらせた、Sculptureシリーズの頂点に立つ一帽。
モチーフに選んだのは、古くから日本の工芸を彩ってきた幾何学的な三種の紋様。
クラウンには縁起の良い七宝紋、ブリムには格子状に組まれた矢来紋、そしてクラウン天井には華やかな菊花紋を配置。
それぞれの紋様を、手仕事によって削り出した木型で一点一点成形。
切子の器の上に、切子のグラスが置かれているような構成は、意匠と構造の両面からも、他に類を見ない存在感を放ちます。
ブリムの縁は牛革リボンで三巻にパイピングされており、全体の印象を引き締めながら、重厚な質感を添えています。
素材はラビットファー100%のフェルト。
その中でも毛足が短く、均一に密に揃った “ファープレーン” と呼ばれるタイプを使用しています。
なめらかな手触りと、見た目はマットながら、わずかに光を帯びるような上品な艶。
秋冬らしい深みのある質感をたたえています。
飾りには、繊細な片蝶ダブルリボンと、経年変化を楽しめる真鍮チャームをあしらい、全体に奥行きあるニュアンスを添えました。
スカルプチャーシリーズの中でも、すべての技術と意匠を結集したKIRIKO HAT。
WABISABISMの造形美を象徴する、唯一無二の頂点です。
Made in Japan.
オーダーを受けてから帽子職人・水沼輝之が一つひとつ丁寧に制作いたします。
Color
1. black
Size & Fit
《推奨ヘッドサイズ》
サイズ M:58.0cm(調整で約55.5cmまで対応)
*スベリの内側には、サイズ調整用のアジャスター付き。
風の強い日や髪型の変化に合わせて、フィット感の微調整が可能です。
それぞれ表記サイズから、約2.5cmほど小さく調整できます。
*肌に触れるスベリ部分には、綿100%の素材を使用しています。
《クラウン》
サイズ M:約14.5cm
《ブリム》
サイズ M:約7.5cm
Material
帽体:ラビットファーフェルト(ファープレーン)100%
飾り:牛革、真鍮
Wrapping
帽子は、東京・浅草橋の箱職人による特注の帽子専用の丸箱にお入れしてお届けします。
蓋には、WABISABISMのエンブレムを箔押しで施しています。
贈り物や、シーズンオフの保管にもご活用ください。
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折りたたみ可能なコンテンツ
納期について
ご注文をいただいてから一点ずつ制作するため、お届けまでに 2〜4週間ほどお時間を頂戴しております。
時期によっては2週間ほどで発送できる場合もあれば、最大で4週間前後かかる場合もございます。
正確な納期につきましては、ご注文後にメールにてご案内いたします。
ご注文前に現在のおおよその納期を知りたい場合は、メールにてお問い合わせください。
色味・素材について
- 使用している材料は天然素材のため、色味や質感に微妙な個体差が生じることがございます。
また、お使いのスマートフォンやモニター環境により、実際の色味と若干異なる場合がございます。
- 革や真鍮など一部の素材は、時間とともに色や風合いが変化していきます。
使い込むことで深まる表情を、経年変化としてお楽しみください。
- お取り扱いの際は、雨や湿気による型崩れ・変色にご注意ください。
保管の際は、直射日光や高温多湿を避け、通気性のよい場所での保管をおすすめいたします。

WABISABISMの帽子ができあがるまで
一つの帽子が生まれるまでには、いくつもの手仕事の積み重ねがあります。
デザインを考え、木型を削り、型入れや縫製、仕上げを経て、最後に丸箱へ収められるまで。
すべての工程に、職人の技術と感覚が息づいています。
ここでは、WABISABISMならではの帽子づくりの全体像をご紹介します。